スペイン村キャラクターの原作は『ドン・キホーテ』?調べてみた【志摩スペイン村に行きたい】
志摩スペイン村に行きたすぎる!!!
私たちが日本で今一番行きたい場所!
それは志摩スペイン村のパルケ・エスパーニャです。
そこで今回は、スペイン村の予習をしたいと思います!
志摩スペイン村パルケ・エスパーニャとは
志摩スペイン村とは?
- 「志摩スペイン村」とは、テーマパーク、ホテル、天然温泉をあわせもつ伊勢志摩にある複合リゾート。
- 異国情緒あふれるスペインの街並みを再現している。
- 「パルケ・エスパーニャ」とは、その志摩スペイン村にあるテーマパークのことを指すようです!
- つまり、正しくは「志摩スペイン村にある遊園地のパルケ・エスパーニャ」。
- でも、「スペイン村」って言えば、大体今日紹介したテーマパークのことだと思ってOKです!
スペイン村に行きたくなる動画
志摩スペイン村は「人がいない・・・」「待ち時間ゼロだからアトラクション乗り放題」「美しい景色も人が映り込まずインスタ映え」など自虐的なアピールで密かに人気を博しています。私もハートを撃ち抜かれたうちの一人で、そこから伊勢志摩旅行を調べまくりました。
最近では周央サンゴさん、通称・ンゴさんがが紹介してYouTubeでバズったみたいです。その動画がこちら!
志摩スペイン村に行く前に読みたいスペインの小説
志摩スペイン村はスペインをテーマにした複合テーマパーク。ってことで、スペインの色々がモチーフになっています。中でも気になったのがキャラクターたち。メインキャラクターの名前が「ドンキホーテ」です。
小説の『ドン・キホーテ』と関係ある?あるよね絶対。
小説『ドン・キホーテ』とは
『ドン・キホーテ』は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説。
主人公は平和な村の郷士アロンソ・キハーノ。騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなり、自らを「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」という騎士と名乗って冒険へ出かける。妄想で周りをも巻き込んでいくドン・キホーテとかわいそうに付き合わされてしまう従者サンチョ・パンサの珍道中物語である。
スペイン村は『ドン・キホーテ』が元ネタ?
スペイン村のキャラクターは、ドンキー、ダル、チョッキー、サンチョ、フリオ、アレハンドロ、トロの7人。名前から察するにスペインの小説『ドン・キホーテ』が由来みたいです。
ということで、スペイン村のキャラクターについて詳しく調べてみました。
※スペイン村さんの公式サイトも参考にさせていただきました!
【予習】スペイン村キャラクター完全解説!!
【ドンキホーテ】スペイン村のメインキャラクター
- 職業:騎士 属性:犬
- スペイン村のメインキャラクターはドンキーことドンキホーテ。
- ドンキホーテ村の領主で愛と勇気を持った騎士。
騎士であり、名前もそのままってことなので、完全にこの子がパークでも主役キャラクターですね。
ごめんね……主役はチョッキーかと思ってたよ、見た目的に。チョッキー&ダルちゃんがミッキー&ミニーなのかと思ってた(笑) だってテーマパークのメインキャラなのにヒゲ生えたおじさんじゃないか……でも、この見た目にもちゃんと理由があったんです↓
原作の主人公ドン・キホーテとは?
- 『ドン・キホーテ』の主人公は、騎士であるドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ。
- 実際には騎士ではなく、アロンソ・キハーノという名の郷士。もともとは家柄も頭も良い紳士だったが、晩年「騎士道物語」系の本に夢中になり、現実と物語の区別がつかなくなる。自分は「ドン・キホーテ」という騎士だと名乗り、冒険の旅へ出かける。
- 愛馬はロシナンテ。
ドン・キホーテとスペイン村「ドンキー」比較
- ドンキーの元ネタは間違いなく『ドン・キホーテ』の主人公。メインキャラクターなのに髭の生えた
おっさん、中年の紳士顔なのにも納得。原作の設定が中年のおじさまだから。 - スペイン村公式サイトには”ドンキホーテ村の領主”とある。設定も近い。
- ドンキーの性格については”まっすぐな性格だから思い込みも人一倍”と書いてある。やんわりと原作のキャラ設定も汲んでて◎!
スペイン村の「ドンキホーテ」の設定は、領主+騎士で、原作の設定がうまくミックスされています。スペイン村では、妄想で騎士になっているわけではないのがポイントですね。
【ダルネシア】スペイン村のヒロイン
- 職業:姫 属性:ねこ
- スペイン村ヒロインはダルことダルネシア。ガート村の領主の一人娘。
- ドンキーが思いを寄せる。アレハンドロもダルちゃんが好きらしい。
- 唯一の女性キャラクター。モテモテ。
原作の姫ドゥルネシアとは?
- 『ドン・キホーテ』のヒロインは、ドゥルシネーア・デル・トボーソ。通称ドゥルネシア姫。
- ドン・キホーテが想像で作り出した架空のお姫様。この架空のお姫様のためにドン・キホーテは旅を続ける。
ドゥルネシア姫とスペイン村「ダルちゃん」比較
- ダルちゃんのモデルが、原作のドゥルネシア姫なのも間違いない!
- 『ドン・キホーテ』は小説以外にもバレエ劇がある。その劇でもドゥルネシア姫はモテモテ。ダルちゃんがモテモテなのも設定が合っている。
名前をかわいく変更したのもいいですね!「ドゥル」だと呼びにくいし、「ダルネシア」の方が響きがかわいいよね。
【サンチョパンサ】ドンキホーテのお世話係
- 職業:従者 属性:ねずみ?あらいぐま?ロバ!?
- サンチョは、スペイン村の主役ドンキホーテの世話焼き係。
- 優しくて食いしん坊なおっとりキャラ。
原作の従者サンチョ・パンサとは?
- 『ドン・キホーテ』にも主人公の従者が出てくる。その名もサンチョ・パンサ!まんま!!
- ドン・キホーテの妄想に付き合わされ、妄想だらけの奇想天外な旅にお供させられる。ちょっと気の毒ないい奴。
サンチョ・パンサとスペイン村「サンチョ」比較
- サンチョの設定が原作『ドン・キホーテ』通りなのも間違いない!
- 主人にハラハラさせられているのも一緒。
- 名前の「パンサ」は「太鼓腹」の意だそうで、太った設定もちゃんと受け継いでいる。
なんの動物がモチーフなのか謎です。原作のサンチョの愛馬はロバ……ってことでロバの可能性もあるでしょうか!?
ちょっと気になるのは、”ドンキホーテ家に仕える従者の子だったので、ドンキーとは子供のころから一緒”という公式の紹介。スペイン村の子たちは原作の子孫たちなのかも??
【アレハンドロ】スペイン村の憎めないヴィラン
- 職業:魔法使い(だと思ってる) 属性:オオカミ
- アレハンドロは、スペイン村のヴィラン的キャラクター。ローボ村の領主で、先祖は偉大な魔法使いだった。
原作『ドン・キホーテ』にアレハンドロは登場する?
なんと『ドン・キホーテ』には「アレハンドロ」というキャラは出てきません!
いかにも出てきそうなキャラなのに……。
スペイン村アレハンドロのモデルとは?
- あえて言うなら原作にも「魔法使い」が出てくる。主人公ドン・キホーテの想像上の悪い魔法使いでドゥルネシア姫を田舎娘に変えてしまう人物。
一応、「悪役で姫をめぐって対立」ということで、アレハンドロに近いかな?と思います。公式にも「先祖は偉大な魔法使い」とあるので、原作の子孫かもしれません。
チョッキー、フリオ、トロ
- チョッキー(チョッキービビート)
職業:大工見習い 属性:うさぎ - フリオ(フリオラニャーナ)
職業:吟遊詩人 属性:カエル - トロ(トロヴァール)
職業:大工 属性:牛
チョッキー、フリオ、トロはスペイン村オリジナル?
- 小説『ドン・キホーテ』にはチョッキー、フリオ、トロの3人は出てこない。また、アレハンドロのように近いキャラクターも見当たらず。
- 職業で登場するのは、床屋さんや司祭さん。トロとチョッキーの職業である大工さんは、いかにもいそうなのにいなかった。
- また、フリオの吟遊詩人という設定もオリジナルのよう。
牛はやっぱりスペインには必須のキャラクターですよね。あと、『ドン・キホーテ』自体物語なので、「吟遊詩人」という語り手がいるっていうのはいいアイディアかもしれませんね!
バレエ版にもジプシーが出てきたりします。歌唄いは情熱の国・スペインに必須です。
キャラクターの推しは決まった?
スペイン村の売りの一つはクオリティの高いショーだそうです!
キャラクターの推しがいたら、ショーもより楽しめそうだよね。
夫の推しはサンチョ、妻の推しはアレハンドロとなりました。