ちび妻と年下夫、バミューダ諸島でセルフ挙式を手配してみた【後編】|新婚旅行バミューダ編

2023年8月24日夫婦2人の大冒険旅行, 海外旅行

バミューダの教会で挙式をあげることにした私たち。
ゼロから自分で手配した海外のウェディングはトラブルだらけでした。

トラブル続きのバミューダ挙式、後編スタートです。

前半はこちら
ちび妻と年下夫、バミューダ諸島でセルフ挙式を手配してみた【前編】|新婚旅行バミューダ編

妻がティアラをタクシーに置き忘れてきてしまいました。

バミューダの優しき神対応

先に4コママンガで説明しましょう。
バミューダ旅行記4コマ前半

画像が少し小さく見づらかったらすみません。順に説明していきます。

バミューダの神対応3選

私の失敗体験談とともに、バミューダでお世話になったオススメのお店や場所を紹介します。

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バミューダ神対応1:パーティグッズショップの女性

諦めてパーティグッズのお店でおもちゃティアラを買おうとした私。事情を知ったオーナーの女性は、タクシーの運転手さんを探して連絡をとってくれました。

オーナーさんは「このティアラじゃダメよ!」と言い(自分のところの商品なのに)、最初はちゃんとしたアクセサリーショップを探してくれようとしました。でも私が「おもちゃでも可愛いから大丈夫。本物持ってきたんだけど、うっかりタクシーに忘れてきちゃって〜笑」と言うと、今度は「ちょっと待ってて」と、色んなところに電話をかけ始めました。

私が乗っていたタクシー運転手さんを探すため、色んなところに電話をかけてくれたのです。

数分後「タクシー運転手見つかった!もう大丈夫よ」と……。
前半編でタクシー運転手さんが話してたとおり『島の人たちはみんな知り合い』だったのです!

本物のティアラが見つかった後、お礼にお店で何か買おうとしましたが「気使わなくていいから早く式に行ってきて!もし時間があったらまた遊びに来て^^」と笑顔で送り出してくれました。

もちろん、式後、戻って買い物させてもらいました。

バミューダでおすすめの親切なショップ
パーティグッズショップ「Surprise!!」:かわいいお土産も揃います
バミューダで、ティアラを探してくれた素敵なお店は「Surprise!!」です。可愛らしい雑貨やポップなパーティグッズや小物が並んでいます。超オススメです。私は少しでもいいからお礼にお買い物をしたくて「手紙を書くカードを探しているの」とか色々相談させてもらいました。しかし、親切すぎて私物をくれようとしたり(笑)優しすぎて涙が……!!最後はおもちゃのティアラ(本物のティアラは見つかったけど思い出に)とたくさんのバミューダお土産を買わせてもらいました。

バミューダ神対応2:タクシーの運転手さん

すでに前編で楽しいドライブを紹介させていただきました。

タクシーなのに、ガイドツアーのように色んなところに立ち寄ってくれて、楽しい思い出をくれた運転手さん。

笑顔でお別れをしましたが、まさか、終わってからもお世話になってしまいました。
運転手さんは、私が後部座席に忘れたティアラを教会まで届けてくれていたのです。パーティグッズのオーナーさんが連絡をとってくれたときは「すでに教会に届けたから安心して☆」とのことでした。

バミューダの親切なタクシー会社さんは「Knights Transportation Services」さんです、おすすめですよ。

 

しかし、まだまだ私のドジは終わりません。

バミューダトラブル2:挙式の予約がとれていない!?

実は、不安だった挙式の予約はやはりとれていませんでした。
【準備編】バミューダ諸島でセルフ挙式を手配してみた|新婚旅行バミューダ編を参照)

なんてことでしょう!

契約書を交わして、不安だったので旅行出発1週間前に確認の二重連絡もしました。ずっとメールのやりとりをしてくださっていた女性からは「ばっちりばっちりー待ってるよ☆」というお返事だったのに……

教会に着くと「何も聞いてない」と神父さんに言われました。

呆然とする私たち……。
でも、まあお金は現地でいいと言われていたし、実質的な損害はあまりありません。

がっかりする私たちでしたが、神父さんが「今日はこのあと予定もないし私で良ければセレモニーをしてあげましょう」と言ってくれました。

バミューダ神対応3:セント・ピーターズ・チャーチ

写真で一目惚れした教会は、写真のとおり、本当に美しかった。
なお、バミューダのセント・ピーターズ・チャーチは、イギリス領の外にあるイギリス正教会のなかで最古の教会らしいです。
挙式を挙げたバミューダ・セントピーターズ教会

問い合わせ担当の方に何も聞いていなかったらしい神父さんは別室で謝ってくれました。
「手違いがあって申し訳なかったけど、私がいるからよかったら今日このまま執り行います」と。

神父さんのせいではないのです。私のメールのせいかもしれませんし、大らかな島気質のせいかもしれません。

話しているだけで身が引き締められるような、それでいて優しい気持ちになるような、神聖な空気を纏った神父さんでした。

ティアラはどうなった?

「あっ、そうだ、さっきこちらの教会にティアラを届けてくださった方がいませんでしたか?」

タクシー運転手さんが教会に届けてくれたというので、それも聞いてみました。

あとで分かったことなのですが、実はティアラは少し離れた別の教会に届いていました。

島のネットワークでそれも分かったのでしょう。神父さんはわざわざ車で別の教会へ、ティアラを取りに行ってくれたらしいです。私たちには何も言わず「ちょっと着替えててね」と言って、私が着替えてる間にティアラを取りに行ってくれていたようでした。

Left Caption

みしぇる

本当にお騒がせしてすみません

バミューダの人たちは世界一優しい

花嫁なのにティアラをなくしたり、教会挙式の予約がとれていなかったり、着いて早々トラブル続きでしたが、おかげでバミューダがどれだけ素敵な島か分かりました。

バミューダ島の皆さんがどれだけ優しさに溢れているかを知りました。

これまでにも海外旅行で困った際、あらゆる国の方々に助けていただきましたが、これほどまでに親切な国は初めてです。

バミューダの挙式は一生の思い出になった

バミューダの海
©ちび妻と年下夫

私の失敗により、多くの人に迷惑をかけてしまいましたが、勝手ながら忘れられない思い出も出来ました。

島のみなさんのおかげで、幸せな気持ちで式を挙げられました。

バミューダのみなさん、本当に本当にありがとうございました!