銀行印は下の名前でもいいって知ってた!?【夫婦別姓にしたい女性必見】
夫婦別姓。世界的には当然とも言える女性の権利ですが、早く日本でも認められるといいですね…。現状はまだ認められないので、色々不便をこうむることになります。今回は、経済的に自立している女性・自分の名前を大切にしたい女性が「結婚後もなるべく名義を変えずに済む方法のひとつ」を教えます。
夫婦円満でも「夫婦別姓」がいい理由
結婚後、女性だけ「改姓」手続きがめんどくさい
銀行やクレジットカードの名義は変えなくてもいいけど……
クレジットカード会社に「結婚したけど名義は変えたくない」とお伝えしたところ、別に構わないと回答いただいたので、独身時代に作ったカードはそのままにしています。身分確認が必要になるケースを考えて、念のため「戸籍謄本(全部事項証明)」をとっておくと良いでしょう。
銀行も「仕事の都合上、名義は変えたくない」と言っても理解はしてもらえます。銀行にもよるかもしれませんが、別段必要なければ構わないそうです。
結婚後、銀行から名義変更が求められるのはこんな時
しかし、手続き上どうしても名義変更が求められる時もあります。
銀行名義の改姓が必要だった手続き
- 銀行のハンコがわからなくなってしまって変えたい
- 住所を変えたい(これは某地方銀行は名義変更なしでOKで、某テーマパークに似た名前の銀行は名義変更しないとダメでした)
- 暗証番号変更 などなど
どの手続きでもキーワードになるのは「ハンコ」。つまり、銀行印でした。
銀行印が合っていればそのまま進められる手続きもあったのですが、銀行印が「実家にあるやつで取りに行けない」「学生時代や独身時代に作った口座でもう分からない」などの場合、結局銀行印を変えるために現在の名字に名義変更する必要があると言われました。
でも、改姓しても銀行印を変えなくていい抜け道がひとつだけあったんです!
旧姓でも改姓でもOK。銀行印を「一生」変えなくていい方法があった!
女性が銀行印を一生変えなくて済む方法、それは……
下の名前で印鑑をつくること!
例えば、鈴木優子さんなら「優子」で印鑑を作るのです。
銀行から正規回答「下の名前の印鑑でもOK」
「下の名前の印鑑でもいんですよ」と、銀行の方から直接教えていただきましたので、これは間違いのない情報です。さらっと言われたので、聞き返してしまいました。
印鑑=名字じゃないとだめと思い込んでいたからです。
常識なかったの、私だけでしょうか?汗
意外と知らない人も多いのでは……だって、これをみんな知っていたら、私の親だって「女の子には下の名前で印鑑もたせてあげれば将来困らない」って思ったはずです。娘の結婚を諦めていたのでなければ(笑)
「下の名前」の銀行印なら結婚しても一生使える
女の子用のこども口座は「下の名前」の印鑑が便利
親が子ども用に口座をつくってあげる時、
学生時代に初めて口座を開く時、
女性は、下の名前のハンコを作って銀行印として登録すれば、一生銀行印を変えずに済みます!
離婚や改姓をしても銀行の手続きがラクに終わる
結婚後も離婚後も事務手続きはカンタンに終わらせたい
名前が変わって苦労するのは、結婚時だけではありません。
万が一、離婚した時(子どもの場合、親が離婚した場合)も名字が変わるでしょう。考えたくはないですが、死別した時も名字が変わる場合があります。
大変な時期にわざわざ銀行手続きに泣きたくないので、下の名前で銀行印を提出しておくと良いです。
下の名前で印鑑をつくるときは「横書き」「右から」がいいらしい
これは縁起なのかしきたりなのかわかりませんが、下の名前で印鑑をつくる時、おすすめの仕様です。
下の名前で印鑑をつくる時の書式 (漢字の場合)
- 横書き
- 右から読む(旧式)
だそうです。運気が上がるとか。
例えば、先ほどの「鈴木優子」さんなら、
ハンコは左から読んで「子優」でつくるといいそうです。
個人的には下の名前であれば、現代読みで「優子」でも旧式読みで「子優」でもどちらでもいいと思いますが。運気が上がるって言われると考えちゃいますね(笑)
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以上、「結婚しても銀行印を変えずに済む方法」でした。
経験上、銀行印さえ合っていれば、結構な銀行手続きはラクに済みます。
「結婚後にダンナの名字に変えてどれがどれだかわからなくなっちゃった」なんてことにならないよう、若いころから下の名前で銀行印を提出しておくことを強くおすすめします!